50代からのメイク
すべて50歳オーバーの女性たち。平均年齢52.7歳(笑)
もちろん美人メイクの手法、リフトアップテープをふんだんに使用して、ガッチリフェイスラインを引き上げてます!
耳の前方と後ろに貼っていますが、白い剥離紙をはがすと見えない!!
化粧の心理作用
女性の方ならなんとなく実感していることだとですよね!
それは…
「何気なく行っているお化粧には、様々な心理作用があの」ことを。
具体的に言うと、例えばスキンケアの華ともいえるエステ。
施術の進行とともに、心拍数は遅くなって、ストレスホルモンは低下し、次第にリラクゼーションを深めて、最後にリフレッシュする。
日常行っているスキンケアも朝は心に弾みをつけて、夜は安らぎをもたらすようなチカラを発揮します。
一方、メイクについては、不安が減少する、自信がつくなどの作用があります。
ある調査では、自分自身で行ったメイクよりも、プロにやってもらった方が強い効果が得られたデータと、メイクをした後、鏡をのぞいて微笑む回数が増えたという結果が出たと。
顔に限らず身体も美しく変化すると、男女に関わらず、うれしくなり自然と鏡を見る回数が増え、微笑んでしまいますよね!
要するに、スキンケアは自分を「慈しむ」事で、心のアンテナを自分自身に向け「癒やし」となり、メイクは自分を「飾る」事で、心のアンテナを社会に正しく向け直して「はげみ」をもたらす行為であると思うのです。
私は、とてもではありませんが、メイクをしないと絶対に外には出られません(笑)。
年齢を重ねるたびにその傾向が強くなってきている様に感じます。
私のように思っている女性は多いのではないでしょうか?
・メイクによって落ち込んでいた気持ちが晴れる
・ここぞという時に、自信をもって振る舞えた
・これをしないと外出できない
と言う思い。
メイクは色々な「気持ちの変化」をもたらし、スキンケアは「緊張がほぐれて、リラックスする」。
女性にとっては両方がとても大事な行為です。
長生き出来る世の中になり、50歳で考えるとあと半分は生きる可能性があるということ。
現実的な話、女性としての肉体的な美しさは20歳前後をピークに、後は加齢と共に朽ちていくもので、人は年齢を重ねていくと、当然のことながら、肌はくすみシワが出てきてフェイスラインが下がり、髪は細くハリやツヤを失い、体型もおかしなところにお肉がついてきてしまいます。
「ブスは50年待てば、美人と同じ土俵に立てます」という、綾小路きみまろさんの名文句がありますが、この言葉は、面白い!というよりも超現実的で、50代からが挑戦・変化の時だっ!と勇気と希望を与えられる言葉です。
”美のマインド”の育成を始める時
肉体的な美しさとは違って、美のマインドはいくつになっても朽ちることはありません。それどころか、年齢を重ねた女性には、若い女性にはマネの出来ない”魅せ方”や”魅力”があります。
私がお伝えするきれいは3つ。
・パッと見のキレイ!!
・持ち物・身の回りのキレイ!!
・心のキレイ・豊かさのキレイ!!
パッと見のキレイ
3つのきれいのひとつの「パッと見のきれい」について。
先日、プロフィール撮影のためのメイクとヘアをさせて頂いたのですが、お化粧をし、カメラマンの前に立った途端に表情が生き生きと輝き、自然で太陽のような笑顔でスタジオの雰囲気を一変させた、ものすごいオーラを放っていました。
前段でもお伝えしましたが、お化粧のチカラはものすごく、メイクを施した物理的作用だけではない、本来の美しさを何倍にも引き出し、輝かせるチカラがあり、その積み重ねが、美しく生きていく原動力になるのだと改めて感じる瞬間でした。
50代からは、自分自身に手を掛ける、慈しむ…そしてこれからを益々笑顔で楽しむ。
そうなりたい女性たちを増やしていきたいです。
貧困や飢餓で苦しむ国、武力戦争に巻き込まれている国。
このような国の女性たちが「きれい」を意識できるでしょうか。
生きることに必死で、ときに「きれい」であることの意味さえ忘れてしまうのが現状だと思います。
「きれい」は「愛」や「平和」そのもの。
相手を思うから「きれい」があり、それが心や物質の「豊かさ」を引き寄せるものだと感じます。
ひとりでも多くの方が「きれい」を伝染させる影響力のある人になって頂きたいと願っています。